今回は近大の後期入試について書きたいと思います。
近大の後期入試というのは、国公立狙いで前期入試では私立の対策が出来ていなかった受験生や、関関同立全滅の受験生、近大前期で失敗して後期に懸ける受験生などいろんな受験生が願書を出す入試です。
関関同立の後期入試はかつては関大があったものの、現在立命館大学しかなくなってしまった為に、近大は多くの受験生が流れてくるようになりました。
近大後期入試はそれだけ難易度は高いのでしょうか?
近大後期入試難易度は前期に比べて難しい?
まず、近大に限らず多くの大学では3月の後期入試は、難易度は前期入試に比べて確実に上がります。
分かりやすく言うと、近大後期入試=関大前期入試と言っても過言ではないでしょう。
近大後期は、倍率も低いところでも8.8倍、高いところで20倍を超える人気ぶり。
これは関大の後期がなくなった分近大に流れたのもあるし、関関同立では立命館しか今後期入試を実施していないので、一斉に近大後期を受験するからです。
ただし、近大の後期入試は英・国・選択科目の3教科を受験して(※文系)
そのうち高得点の2科目で入試判定をし、各教科100点×2の200点満点で合否を決めます。
ということは、例えば
- 英語は得意だけど、社会が間に合わなくて前期で失敗した受験生
- 日本史など社会科目がめっちゃ得意な受験生
にとってはかなり有利な展開が期待できる入試で、入試問題自体もさほど難しくないことから前期で近大に不合格だった受験生も受けた方がいい入試でもあります。
近大後期の合格ラインはおよそ7割~7割5分なんで、例えば日本史がめっちゃ得意で9割取ると英語か国語は6割で確実に合格できる入試です。
前期入試が終わって後期入試まで時間はあることから、まずはすぐにでも得点を伸ばせる社会科目や、英文法・語法・会話文などに集中して勉強する、そして近大の過去問を得意な2科目を優先的に繰り返しやることで逆転合格は可能です。
それと近大後期は2日間実施されるので、両方受験した方が絶対いいんで両方受けることです。1個だけ受験して合格を狙うよりも複数回受験した方が圧倒的に合格率も上がります!
余談ですが、京産の後期も2教科で、1日の受験で2学部出願できるので、入試日程が被らなければ併せて受けると良いでしょう。
いずれにせよ前期入試で不合格でも最後の最後まで粘って勉強して後期入試で逆転合格する受験生はたくさんいます。
最後まで絶対にあきらめないで下さい!