関西有名私大の序列と呼称についてまとめます。
関関同立と産近甲龍は知っていてもそれ以外の摂神追桃とか外外経工佛、関西三大女子大とかそういう呼称は知らない方が多いと思うので、ぜひこの記事を参考に知ってほしいと思います。
関西有名私大の序列と呼称一覧2024
●関関同立(関西私大トップグループ)
関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の4大学を指します。
関西大は関大、関西学院大は関学と通称呼ばれます。
難易度は同志社>関学・立命館>関大で現在同志社が頭一つ抜けています。
関学と立命館では以前は関学の方が上でしたが、最近は文系はやや関学が上、理系では立命がやや上となっており、トータルでいうとほぼ互角になって来ています。
関大のみ関関同立の中では昔からワンランク下の位置付けになります。
関東でいうMARCH(明治・青学・立教・中央・法政)と同じぐらいの難易度でしたが、
大学においても東京一極集中化が進んでおり、近年は同志社のみMARCHレベルで関関立はMARCHよりやや下というイメージです。
●産近甲龍(関西私大第2グループ)
京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学の4大学を指します。
京都産業大は京産、近畿大は近大と通称呼ばれます。
難易度は近大>甲南・龍谷>京産で近大が近年やや抜けていて、甲南・龍谷の2大学の難易度はほとんど変わりません。
今近大が大学志願者数ランキング9年連続1位と勢いがあり、さらには西日本全域から受験生を集めているせいか産近甲龍の中では頭ひとつ抜けて難しくなってきているので、近大が関関同立と並んで、関関同立近になる日は近い将来あるかもしれないです。
関東でいう日東駒専(日大・東洋・駒沢・専修)と同じぐらいの難易度です。
上記2つのグループは関西人なら誰でも知っています。
以下の4グループは予備校や塾など一部の業界で知れ渡っているグループです。
●摂神追桃(関西私大第3グループ)
せっしんついとうと呼ばれています。
摂南大学・神戸学院大学・追手門学院大学・桃山学院大学の4大学を指します。
難易度は現在、摂南>神戸学院・桃山学院・追手門学院の順です。
摂南のみ他の3大学より少し上のイメージです。
中小の予備校では摂神追桃を目指すクラスもあり、知名度自体は上がって来ています。
●外外経工佛(関西私大第4グループ)
京都外国語大学・関西外国語大学・大阪経済大学・大阪工業大学・佛教大学の4大学を指します。
外外経工佛という名称はあまり知られていませんが、それぞれの大学は関西ではメジャーでほとんど知らない人はいません。
特に関西外大は女子に人気で、大工大は関西の理系の受験生ならまず知っている大学で就職にも強いです。
難易度は産近甲龍と摂神追桃の間ぐらいで、京都の受験生は立命→龍谷→京産→佛教と併願したり大阪の理系の受験生は関大→近大→大工大と併願する受験生が多いです。
●関西三大女子大
武庫川女子大学・京都女子大学・同志社女子大学の3つの女子大を指します。
関東でいう日本女子大・東京女子大・津田塾の三大女子大の関西版です。
上記3女子大に神戸女学院大を加えて、関西四大女子大と呼ぶこともあります。
伝統ある女子大だけにOB力もあり、三大メガバンクなど有名企業の採用枠も多く、
場合によっては、関大や産近甲龍よりもいい企業に就職できることがあるので
かなりお得だと個人的に思います。
女子の受験生は総合大学だけでなく併願先の1つとして受験するのをおすすめします。
●南産商法(関西私大第5グループ)
阪南大学・大阪産業大学・大阪商業大学・大阪経済法科大学の4大学を指します。
南産商法は関西でもごく一部の人しか知らない呼称ですが、それぞれの大学の知名度は関西では結構高いです。
4大学すべて大阪府内にあります。
●帝神京園(関西私大第6グループ)
帝塚山大学・神戸国際大学・京都学園大学・花園大学の4つの総称。
南産商法同様ごく一部の人しか知らない呼称ですが、地元奈良では帝塚山大学の知名度は高く、地元京都では京都学園や花園大学の知名度は高いです。
●奈院芦濁(関西私大第7グループ)
奈良大・大阪学院大・芦屋大・姫路獨協大の4つを表す呼称。
こちらも教育関係に従事するような人しか知らない大学群ですが、それぞれの大学の知名度はそれなりにあります。
特に、大阪学院大はかなり有名で大阪だけでなく京都や兵庫からも通いやすく、受験生も多いです。
関西有名私立大学の序列と呼称まとめ
- 関関同立・産近甲龍・摂神追桃・外外経工佛・関西三大女子大・南産商法・帝神京園、奈院芦濁という呼称がある
- 関関同立・産近甲龍は関西人ならほとんどの人が知っているが、それ以外の大学群はそこまで知名度はない
- 関関同立>産近甲龍≧関西三大女子大・外外経工佛>摂神追桃>南産商法・帝神京園の順に難しい
まとめると関西の有名私立大学の序列や呼称はこのようになりました。
関西私大を受験する方はぜひ参考にしてください。