現役で産近甲龍と1浪で関関同立とどちらがいいのか?
多くの受験生は気になるところだと思います。
実際私が塾の講師をしていた時は毎年のようにこういった質問がありました。
そこで、どっちがいいのか。いろんな角度から書きたいと思います。
現役産近甲龍と1浪関関同立どっちがいい?
大学卒業後の就職を考えると大手の一流企業に入りたい場合、浪人して関関同立に進んだ方が入りやすくなるので、現役産近甲龍より浪人関関同立の方が個人的にはおすすめです。
大学卒業時に現役と1浪で1歳違いますが、年齢の差は就職において関係ほとんどありません。
ちなみに、2浪、1浪1留までは新卒扱いとなると言われているので、1浪2留、2浪1留、3浪しない限り、年齢で就職に影響はほとんどしないと言われてはいます。
有名企業の就職に関して言うと、例えば三井住友銀行やUFJ銀行、みずほ銀行といった三大メガバンクの就職で考えると、明らかに関関同立と産近甲龍の採用人数で大きな壁があります。
また、ソニー・富士通・パナソニックやシャープ・東芝・富士通・日立製作所・デンソーなどの大手電機メーカーも産近甲龍から入社できるのは非常に少数です。
ただし、関関同立でも同志社・立命館・関学と関大で就職先に結構差があり、同志社が最も就職率が良くて、次いで関学・立命館、やや差があって関大になります。
同志社で有名企業就職率が30%程度ありますが、関学・立命館で25%前後、関大だと17%ぐらいまで下がり、産近甲龍で10%前後まで下がります。
関関同立の中では関大はワンランク下がってしまうので、もし現役で産近甲龍に受かる実力があるのなら、最低でも1浪で関学・立命館に受かるようにしましょう。
有名大手企業の就職に特別こだわらないし、浪人はしたくない、両親に経済的な負担をかけたくない、早く大学生になりたいようであれば、そのまま産近甲龍に進学した方がいいです。
産近甲龍からでも成績上位層であったり、コミュニケーション能力が高い人は三大メガバンクなど有名大手企業にも入れますしね。
ただし、産近甲龍未満の大学になると本当に有名企業に入社するのは、やや難しくなるので注意して下さい。
現役産近甲龍と1浪関関同立まとめ
1年浪人して関関同立に進学した方が就職の面においてはおすすめです。
ただし、あなたが思っている以上に浪人生活はしんどいので、自己管理が出来ず遊んでしまいそうな場合そのまま現役で産近甲龍に進んだ方が絶対いいです。
実際浪人したからと言って、遊んでしまって成績が上がらない受験生もかなりの割合でいます。
油断すると1年なんてあっという間に過ぎてしまうので、気を緩めていると、本当に2浪することにもなります。
ですので、まずは自分はどういうタイプなのか?冷静に分析した上で、1浪して関関同立を目指すのか?現役で産近甲龍に進学するのか?決めるようにして下さい。
出来れば、親御さんや担任の先生など第三者の意見も聞いて、あなたの性格も判断した上で冷静に判断するのがいいでしょう。