大学受験をせず高校からエスカレーターで関関同立に進学できる関関同立付属校や系列校は関西圏ではかなり人気です。
中学受験に比べると定員は少ないものの、高校受験は倍率が低い分入りやすいと言われており、ある意味狙い目です。
とは言え、関大だけでも関大一、関大高等部、関大北陽と3校あり、立命館も立命館、立命館宇治、立命館守山、初芝立命館と4校もあります。
関関同立の付属校や系列校は偏差値や序列はどのようになっているのでしょうか?
関関同立付属高校偏差値ランキング2025
※普通科のみ記載(コア・MS・特進などは省略)
※同志社香里・同志社女子など一般入試の募集はしない学校は省略
※五木、進研模試を参考に独自に偏差値を算出
高校名 | 偏差値 |
同志社高校 | 67 |
同志社国際高校 | 67 |
関西学院高等部 | 66 |
立命館高校 | 65 |
立命館守山高校 | 64 |
立命館宇治高校 | 63 |
関西大学第一高校 | 63 |
啓明学院(関学継続)高校 | 63 |
関西大学高等部 | 62 |
初芝立命館高校 | 62 |
関西大学北陽高校 | 60 |
どうしても、同志社系列校や関学高等部、立命館高校、関大一高などの本校は難しい傾向にあり、関関同立の系列校の中では初芝立命館、関大北陽が入りやすいと言えます。
関関同立付属高校偏差値ランキング2025まとめ
関関同立の大学の偏差値でいうと現在同志社>立命館≧関学≧関大となっており、同志社がやや頭一つ抜けた状態であるが、関関同立の付属高校や系列高校の偏差値の差は大学よりも少ないのが現状。
関関同立付属高校の偏差値に関しては、同志社、関学、立命館の本校の偏差値は大学ほど差はなくどんぐりの背比べ状態です。
そういう意味で、まずは同志社系列高校を狙うのがおすすめ。
ただ、以前に比べると同志社高校の場合高校からの外部募集の定員が一般入試で50名と少ないので要注意。
就職実績においても同志社がやや関関同立の中でぬけており、やはり同志社に進学するのが個人的にはおすすめです。
関学・立命に関しては大学の偏差値では立命館の方が若干難しかったですが、そこまで差はないので家から通いやすい学校を選ぶのがいいと思われます。
関大に関してはやはり老舗の関大一高が最も難しく、関大に9割ぐらいは進学できるので
関大一高が最もおすすめ。
関大高等部は他大学受験が盛んな学校で成績トップ層は京大・阪大・神大に現役合格しています。
関大北陽は関大一や関大高等部に比べて入りやすい分、入学後にある程度勉強しないことには、関大に上がれなかったが、近年は年々関大に内部進学しやすくなっており、関大にどうしても行きたい場合、関大北陽はかなりおすすめの学校になってきています。
そのあたりも踏まえた上で志望校を決めるのが良いと思います。